シロアリが作る巣には、色々な物があるそうです。 シロアリの中には、木の中に巣を作る物もいれば、上に巣を作る物たくさんいます。 しかし、シロアリの巣の中で最も驚いた巣と言えば、熱帯地方などに多くあると言われるアリ塚ではないでしょうか。
レイクマニヤラのアリ塚は、3メートル以上は超えているそうです。 3メートルと軽く言っていますが、私達の身長よりもはるかに高く、見るだけで凄いと感じてしまいます。 それは地上に顔を出している所だけの高さで、実はアリ塚のなかには、長径は10メートルにも達するものもあるそうです。 また、そのアリ塚の地下に作った蟻道といわれるトンネルは、50メートルにも及ぶものもあるそうですよ。
このアリ塚は、丁寧に造られていて、シロアリが地下から運び出してきた土を唾液で固め、しっかり堅固に作られているので長い物で100年持つそうですよ。 あの1cmにも満たないアリ達が道具も無く力を合わせて作ったなんて素晴らしいですね。
そしてアリ塚の中には、約300万匹のシロアリが生息しているといわれていて、しかも女王アリが代わるごとに新しいアリ塚を作る事にも驚きました。 300万匹の人口が居るシロアリ都市が、あちこちに引越し各城を守って生きていることになりますね。
そして、アリ塚の回りに住んでいる動物達の殆どが、アリ塚を利用して暮らしています。 エマス国立公園に乾燥した草原に林立する塔のようなアリ塚の周りには、シロアリを好物とするオオアリクイ。 アリ塚を住居として生活しているキツツキの仲間、アリッカゲラが住んでいます。
他にも草原のハンター、アナホリフクロウはアリ塚を見張り台にして獲物を探していたりしています。 また場所によっては、デプレッサイワトカゲなどトカゲが住み着いているアリ塚もあるそうですよ。